ラーメン業界で、店舗の買収や将来のM&Aを見据えた持ち株会社体制への移行が活発化している。
帝国データバンクによると、ラーメン市場は2024年度に2014年度比1.6倍の7900億円に拡大。1杯1000円を超える価格への消費者の抵抗感も徐々に薄れつつある。
また「京都北白川ラーメン魁力屋」を展開する魁力屋<5891>によると、同市場は寡占が進んでおらず、シェア拡大の余地が大きいという。
こうした市場の成長性や競争構造を好機と捉え、他業態からの参入が進んでおり、M&Aを活用した業界再編が加速しそうだ...