ジーエヌアイグループ(GNI)<2160>は、医薬品・創薬・生体材料の研究・開発・販売を手がけるグローバルヘルスケア企業だ。同社のM&Aは単なる企業買収ではなく、中国で創薬、米国で事業化と資金調達、日本で収益基盤を強化するという、国際的な役割分担を志向した戦略的な「垂直統合」モデルと位置づけられる。
同社が手がけるM&Aの原点は中国にある。GNIは2011年7月、当時持分12%を保有していた北京コンチネント薬業の株式を追加取得し、持ち株比率を51%に引き上げて子会社化した...
牛丼御三家の一角を占める松屋フーズホールディングス。売上高は1500億円を超える外食大手だが、意外にもM&Aの経験は皆無に近い。そんな同社が2025年末、ついに本格的な買収を繰り出した。ターゲットはラーメン業態で、91億円を投じた。
ニコンはM&A戦略を見直し、成長ドライバーの拡充から、意思決定プロセスの透明化やリスク管理などのガバナンス(健全な企業経営を実現するための仕組みや管理体制)強化に軸足を移した。
電気設備工事大手の関電工は、グリーンイノベーション関連事業の拡大に向けM&Aを活用する。脱炭素コンサルティングビジネスの確立などを進める中で、関連する企業や事業の取得に取り組む。
自動車部品大手マレリホールディングスが、再び経営破綻した。2022年に東京地裁に民事再生法を申請して再建に取り組んだが、資金繰りの悪化や主要取引先の業績低迷が経営を圧迫し、2025年6月に米連邦破産法第11条の適用を申請した。今後の命運は?