約7780㎡と国内13位の面積を持つ静岡県は、県庁所在地の静岡や産業集積都市の浜松のほかにも伊豆、沼津、富士、焼津、清水、磐田など、県域の広さ以上に個性あふれる中規模都市を擁している。それだけに、多くの私立銀行・金融機関が群雄割拠していた。
ただ、その多くは静岡銀行に集約されてきたが、県東部の沼津市には2つの地方銀行が存立している。1つはスルガ銀行<8358>。そしてもう1行が第二地銀の静岡中央銀行である。
両行とも広い静岡県でも神奈川・首都圏にも近い沼津市に本店を置き、スルガ銀行は上場、静岡中央銀行は非上場など、それぞれ別の個性を持って経営してきた...
第二地方銀行協会会長職の常連銀行の1つで、千葉県の第二地銀、京葉銀行のこれまでの歩みを見ていく。
解説文 山口県の第二地銀である西京銀行。インターネット銀行構想など新手の事業進出を狙ったこともあるが、昨今は銀証共同店舗の拡大に新機軸をみいだす。