ごみ収集車などの特装車大手の新明和工業<7224>は、2027年3月期に海外売上高800億円の目標達成に向け、M&Aを加速する。
2025年3月期からの3カ年の中期経営計画で実現を目指していたが、初年度の海外売上高が451億円と前年度比15.2%減少したため、残り2年間での巻き返しが課題となっているのだ。
新明和工業は持続的な成長を実現するためには、日本国内だけでなく成長が見込める東南アジアをはじめ、オセアニアや北米などの海外市場の開拓が重要と判断...
ディスカウントストア大手のミスターマックス・ホールディングスが、同社初の企業買収に前向きな姿勢を見せている。統合報告書2025で「M&Aなどの検討に割く時間が増えてきた」としており、企業買収の実現が近づいていることがうかがい知れる。
トライアルホールディングスは、スーパー運営の西友の店舗や製造拠点などを活用して、コンビニからのシェア奪取に取り組む。都心部に多い西友の店舗などから、小型店舗のTRIAL GOに高頻度で商品を供給することで、コンビニと戦える体制を整える。
テルモの株価がさえない。2025年8月25日に発表した臓器保存機器製造の英OrganOxの買収をきっかけに、株価が前営業日終値から1カ月で12.3%も下落した。M&Aで成長してきたテルモに、なぜ株式市場はテルモに厳しい評価を突きつけたのか?
歯科分野のプラットフォーム(商品などの提供者と利用者をつなぐ基盤)事業を展開するメディカルネットは、2028年5月期までに売上高120億円、営業利益15億円を達成するとしていた目標を1年先送りにした。