建設準大手のインフロニア・ホールディングス<5076>は、2025年9月に三井住友建設を子会社化したのに伴い、中期経営計画を見直し、成長投資額を増額するとともに新たにM&A投資枠を設けた。
今後、再生可能エネルギーやIT・DX(デジタル基盤整備など)、人材(採用、教育など)などへの投資を増やすとともに、M&Aを推進する。
同社では「グループ各社のエンジニアリング力の結集と、積極的なM&Aによる事業領域の拡大によって競争力を早期に最大化する」としている...
動画や音楽の配信を手がけるU-NEXT HOLDINGSは、外部資金を活用した成長戦略に転換する。これまでは安定化を重視した財務戦略を採ってきたが「財務規律を維持した拡大」に舵を切る。
オリックスは11日、カタール投資庁(QIA)と共同でプライベート・エクイティ(PE)投資ファンドを設立したと発表した。両者の出資総額は25億ドル(契約ベースで約3700億円)規模になる。会見したオリックスの髙橋英丈社長・グループCOOによると、借り入れも含めた投資総額は1兆円弱になる可能性がある。
太陽光発電やITなどの事業を展開するテクノロジーズは、2023年1月期に10億円強だった売上高が、2025年1月期に約13倍の139億円となり、さらに2026年1月期には18倍ほどの200億円に迫る見通しだ。
M&A市場でソフトバンクグループの存在感が際立っている。3月に1兆円近くで米国半導体設計企業、10月初めには8000億円超でスイス企業からロボット事業の買収を発表。それぞれ日本企業関連のM&Aで今年の金額2位、3位を占めるが、SBGは「メガ級」のM&Aを過去にも連発しているのだ。