カフェやレストランを運営するサンマルクホールディングス<3395>がM&A戦略を転換し、5年間(2025年3月期~2029年3月期)に100億円以上としていたM&A投資枠を削除した。
2024年に牛カツ業態の2社をM&Aで取得し、将来の成長の柱となる第3のブランド獲得という目標を達成したためだ。
同社では引き続きM&Aによる業態拡大に取り組む方針で「追加のM&A案件があった場合は借入によって実施する」としている...
富士通は10月末、AI(人工知能)を活用したデータ分析などを手がけるブレインパッド(東証プライム)を買収すると発表した。取得金額は約565億円。3兆5000億円超の売上高を誇る同社として小粒の買収だが、実は別の意味を持つ。
企業向け研修や人材育成サービス大手のインソースは、生成AI(人工知能)対応サービスの拡充や、コンテンツIP(知的財産)の確保を目的にしたM&A戦略を推進する。
販促商材やキャラクターグッズなどのデザイン雑貨を手がけるトランザクションが、M&A戦略を本格化させる。実現すれば2015年に旅行用品の製造、卸のゴーウェルを子会社化して以来、10年ぶりとなる。
不動産業中堅のサンフロンティア不動産が、ホテル買収を活発化させている。2028年3月期にホテル運営室数6000室、2033年には1万室(2025年6月末時点で3160室)を目指しており、運営室数拡大のためにM&Aを活用する方針だ。