ホームセンター大手のDCMホールディングス<3050>が2025年12月に、今年2件目となるM&Aに踏み切る。
M&Aによって事業領域を拡大する戦略の一環で、コロナ禍の2020年以降のM&A件数は、2022年と2023年に1件ずつだったのが、2025年は2件とペースが上昇している。
M&Aなどによる増収によって2031年2月期に、2026年2月期見込み比65%増の9000億円の売上高を目指しており、今後もハイペースなM&Aが続く可能性が高い...
自動車やカメラ向けなどにマグネシウムやアルミニウムの合金部品を供給するSTGは、今後年間1件以上のM&Aを実施する。事業の成長スピードを高めるため、M&Aを成長戦略の中心に据えることにした。
資生堂の2025年12月期最終損益が60億円の黒字予想から520億円の赤字見通しへ転落する厳しい内容となった。最大の要因は米州事業の468億円もの減損だ。その主な原因となったのが、M&Aで取得したDrunk Elephantの「のれん」だ。
石油、化学、電力プラントなどの制御システムを主力とする横河電機が今年2件目のM&Aに踏み切った。同社が課題として掲げるポートフォリオ(事業構成)の充実に向けて、M&Aを加速させている。
ディスカウントストア大手のミスターマックス・ホールディングスが、同社初の企業買収に前向きな姿勢を見せている。統合報告書2025で「M&Aなどの検討に割く時間が増えてきた」としており、企業買収の実現が近づいていることがうかがい知れる。