自動車やカメラ向けなどにマグネシウムやアルミニウムの合金部品を供給するSTG<5858>は、今後年間1件以上のM&Aを実施する。
軽量化につながるマグネシウムやアルミなどの部品を採用する製品が、長期的に増加すると見て、事業の成長スピードを高めるため、M&Aを成長戦略の核に据える方針を掲げた。
この方針に沿って2028年3月期の経営計画数値を上方修正し、売上高、利益ともに3分の1をM&Aによって積み上げる計画だ...
ホームセンター大手のDCMホールディングスが2025年12月に、今年2件目となるM&Aに踏み切る。M&Aによる事業領域拡大戦略の一環で、2022年と2023年に1件ずつだったM&Aが、2025年は2件とペースが上昇している。
資生堂の2025年12月期最終損益が60億円の黒字予想から520億円の赤字見通しへ転落する厳しい内容となった。最大の要因は米州事業の468億円もの減損だ。その主な原因となったのが、M&Aで取得したDrunk Elephantの「のれん」だ。
石油、化学、電力プラントなどの制御システムを主力とする横河電機が今年2件目のM&Aに踏み切った。同社が課題として掲げるポートフォリオ(事業構成)の充実に向けて、M&Aを加速させている。
ごみ収集車などの特装車大手の新明和工業は、2027年3月期に海外売上高800億円の目標達成に向け、M&Aを加速する。「全ての事業セグメントで海外メーカーのM&A・アライアンスを検討中」としている。